[社員インタビュー] 中村 水琴
Cabin Attendant
客室部
羽田客室乗員第1グループ
運航の安全とお客様の安心のためには、
瞬時の判断と毅然とした対応も必要。
現在、客室責任者である先任客室乗務員として、乗務クルーの指揮や指導・監督にあたっています。乗務に欠かせないのは、クルーや他部署との密なコミュニケーションと感謝の気持ち。お客様と一番長く接する仕事なので、私たちの立ち居振る舞いが会社のブランドイメージや信頼に直結することも忘れず、にこやかで誠実な対応を心掛けています。同時に、安全を脅かす不測の事態が起きた際は、保安要員として客室内の秩序を維持することも重要です。新人の頃、出発前の機内で安全運航に支障を来しかねない事象が発生。その時の先任客室乗務員が毅然とした態度で対応し、ご搭乗のお客様に安心していただけた経験から、瞬時に冷静な判断を下す覚悟の大切さを痛感しました。今でも、保安要員としての日々の努力が実際のフライトで発揮できた時は、やりがいを感じます。もちろんお客様からかけていただくお言葉は、何よりの原動力です。今の目標はAIRDOを顧客満足度第1位の航空会社にすること。自分たちの世代がこれからの会社を担っていくという自覚を持ち、さらなる飛躍のために必要なことを模索していきます。また、各種資格や他業務の知識も増やし、仕事の幅を広げたいです。AIRDOは各部署に隔たりがなく社員同士が交流しやすい、まさに「ONE TEAM」な会社。社歴や年齢に関わらず、個々の特性や技量に応じてさまざまなことに挑戦しやすいのも魅力です。北海道に根ざした航空会社の一員であることに誇りを持ち、アットホームなおもてなしを体現できる方と一緒に働きたいと思っています。
1日の仕事の流れ
- 5:30
- 出社
早朝便に乗務の日は会社手配のタクシーで出社。朝は時間がないため急いで身支度を整えます。
- 5:50
- CAブリーフィング
乗務機材での緊急時の任務と配置の確認、機内サービス計画の確認、フライトプランの読み合わせを行います。
- 6:00
- 機長・副操縦士との
ブリーフィング運航の概要や緊急時の乗務員の職務分担、ハイジャック予防措置および対策についての確認などを行います。
- 6:15
- 搭乗前の諸準備と
打ち合わせ機内での保安点検の実施と搭乗前準備の確認を行うほか、整備士やグランドスタッフとの打ち合わせも実施します。
- 6:30
- 搭乗開始
- 6:50
- 羽田空港出発
この日は羽田→新千歳→神戸→新千歳の計3便に乗務。路線によっては便間の機内清掃をCA自身が行います。
- 13:30
- 新千歳空港到着
- 13:45
- デブリーフィング実施
機内販売の売り上げの確認やフライトの振り返りを行います。
- 14:30
- 業務終了
この日は千歳市内にステイです。
この仕事では秒針付きの時計を必ず持たなければなりません。私が使っているのは、入社直前にクリスマス会のプレゼント交換で友人からいただいたもの。文字盤が見やすく、初フライトの日から6年間ずっと使い続けているので、愛着があります。
体を動かすことが好きなので、先輩方と郊外に出かけて山歩きなどアウトドアを満喫する日もあれば、家で漫画を読んだりアニメを見て一日ゆっくりと過ごすことも多いです。実家に帰ると、年齢の離れた弟によくサッカーに付き合わされています。