2023年5月29日

2023年3月期決算について

株式会社AIRDOは、5月29日(月)、2023年3月期決算をとりまとめました。

1.2023年3月期の業績

(1)概況及び経営成績

 当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が残るものの、WITHコロナ方針の下での各種政策による効果もあり、緩やかに持ち直しの動きがみられました。
 国内航空業界においては、ワクチン接種の進捗や社会経済活動の維持に向けた機運醸成等により、国内線における旅客需要の回復が鮮明となりました。一方でウクライナ情勢の影響を受けた原油価格の高止まりや、各国の金融政策等を起因とした急激な為替変動により予断を許さない状態が継続しております。
 このような状況下で当社は、2022年7月より7年ぶりの新規路線である札幌-福岡線を就航いたしました。既存路線においても運航規模を全便運航に戻し、旅客需要の積極的な取り込みを図りました。
 また、コロナ禍で棄損した財務基盤の強化を図るべく株式会社ソラシドエアと2022年10月に共同持株会社「株式会社リージョナルプラスウイングス」を設立し、2022年12月より航空券+宿泊のパッケージ商品「AIRDOダイナミックパッケージ」においてソラシドエア路線をご利用いただけるようにするなど、協業をさらに推進し、利便性向上を図りました。

 これらの結果、営業収入はコードシェアによる座席販売分を含め、41,509百万円(前年同期比 52.0%増)となりました。
 事業費は35,219百万円(前年同期比22.2%増)となりました。販売費及び一般管理費は3,673百万円(前年同期比13.8%増)、営業費用は38,893百万円(前年同期比21.4%増)となり、この結果、営業利益は2,616百万円、経常利益は2,383百万円、当期純利益は法人税等調整額を△2,123百万円計上したこと等により、4,222百万円と、3期ぶりの黒字となりました。

【経営成績】

項目 2023年3月期 2022年3月期 増 減 増減率(%)
営業収入(百万円) 41,509 27,313 +14,195 +52.0
営業費用(百万円) 38,893 32,048 +6,844 +21.4
営業利益(百万円) 2,616 △4,735 +7,351 -
営業利益率(%) 6.3 △17.3 +23.6pt -
経常利益(百万円) 2,383 △4,692 +7,075 -
当期純利益(百万円) 4,222 △2,367 +6,589 -

(2)運航実績、輸送実績

【運航実績】

項目 2023年3月期 2022年3月期 増 減 増減率(%)
運航便数(便) 22,509 18,967 +3,542 +18.7
就航率(%) 98.5 98.5 0.0pt -
定時出発率(%) 87.6 93.9 △6.3pt -

【輸送実績】

項目 2023年3月期 2022年3月期 増 減 増減率(%)
提供座席数(千席) 2,935 2,433 +501 +20.6
旅客数(人) 2,041,096 1,161,787 +879,309 +75.7
座席キロ(千席・キロ) 2,787,239 2,295,617 +491,622 +21.4
旅客キロ(千人・キロ) 1,942,133 1,091,204 +850,929 +78.0
利用率(%) 69.7 47.5 +22.2pt -

(注)輸送実績には、全日本空輸株式会社への座席販売分を含めておりません。

【路線別利用率】

(%)

路線 2023年3月期 2022年3月期 備 考
「札幌-東京」線 72.2 51.6
「旭川-東京」線 68.2 40.6
「女満別-東京」線 61.8 42.3
「釧路-東京」線 62.7 46.8
「帯広-東京」線 66.8 50.7
「函館-東京」線 68.2 49.2
「札幌-仙台」線 49.0 27.7
「札幌-名古屋」線 67.4 57.7
「札幌-神戸」線 80.3 37.8
「札幌-福岡」線 75.3 - ※ 2022年7月開設
「函館-名古屋」線 57.5 39.9
全路線合計 69.7 47.5

(注)路線別利用率には、全日本空輸株式会社への座席販売分を含めておりません。

(3)財政状態

【財政状態】

項目 2023年3月期末 2022年3月期末 増 減
総資産(百万円) 41,349 48,850 △7,501
純資産(百万円) 10,359 8,105 +2,253
1株当たり純資産額(円) 66,224.03 19,499.37 +46,724.66
自己資本比率(%) 25.1 16.6 +8.5pt

2.2024年3月期の見通し

 当社を取り巻く環境は、引き続く原油価格の高騰や円安傾向の継続など、燃油価格の高騰をはじめ、費用増加の傾向が予想されます。一方、コロナ感染症の分類引き下げによる旅客需要の回復の着実な取り込みと、ソラシドエアとの協業による増収・コスト削減を進めてまいります。これらを踏まえ、現時点における2024年3月期の業績見通しは、以下の通りとなります。

項目 予 想 前期実績
(2023年3月期)
増 減
営業収入(百万円) 47,700 41,509 +6,191
営業利益(百万円) 1,900 2,616 △716
営業利益率(%) 4.0 6.3 △2.3pt
経常利益(百万円) 1,500 2,383 △883

以上

  • 昨年10月3日に(株)ソラシドエアと設立した共同持株会社 (株)リージョナルプラスウイングス の2023年3月期連結決算については、下記のプレスリリースをご参照ください。
    (株)リージョナルプラスウイングス: https://www.regionalplus.co.jp/newsrelease/

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