2019年10月10日

協調融資(シンジケート・ローン)による
航空機購入資金の調達について

 株式会社AIRDO(以下:エア・ドゥ)は、株式会社日本政策投資銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺一、以下DBJ)および株式会社北洋銀行(本社:北海道札幌市、取締役頭取:安田光春、以下北洋銀行)が、北海道内の金融機関の参画を得て組成した協調融資(シンジケート・ローン)により、2019年9月に導入したボーイング767-300ER型機(機体番号JA612A)の購入資金を調達しました。

 このシンジケート・ローンは、DBJおよび北洋銀行を幹事金融機関とし、株式会社北海道銀行および北海道信用農業協同組合連合会の参画により計4行にて組成されたものであり、「北海道の翼」であるエア・ドゥを北海道の金融機関を中心としてご支援いただいたものです。

 導入したボーイング767-300ER型機は座席数288席の中型機であり、すでに東京(羽田)-札幌(新千歳)線のほか、羽田空港と道内空港を結ぶ路線に就航、国内外のお客様による北海道への航空需要の高まりへの対応や、機材品質向上による競争力強化に貢献しております。

 また、2018年12月に就航20周年を迎えたエア・ドゥは、次の20年に向けた基盤構築のため、本年5月に「2019~2023年度中期経営戦略」を策定し、当該期間中において「機材戦略」を最重要課題に位置付け、2023年度を目途にボーイング767型機の一部退役に合わせて新機材の導入を検討しております。

 シンジケート・ローンによる今回の資金調達は、新機材の導入を見据え、資金調達手段の多様化を図ることを狙いとしています。また「北海道の翼」として金融面でも北海道の金融機関に参画いただくことが大切と考えています。

 なお、今回のシンジケート・ローンについては、当社の社員に対する健康配慮の取り組みに一定のご評価をいただき、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」を、航空会社として初めて適用した事例となりました。

 エア・ドゥはこれからも「北海道の翼」として、"北海道"にこだわり、お客様に感動していただける快適な空の旅をご提供できるよう努めてまいります。

1.融資の対象となる航空機

(1)機種:
ボーイング767-300ER型機(288席)
(2)機体番号:
JA612A
(3)就航日:
2019年9月10日(火)より就航開始

2.「DBJ健康経営格付」融資について

従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューとなります。

以上

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