2019年5月30日

「2019~2023年度 中期経営戦略」の策定について

~変革に挑戦し、お客様の期待を超える感動を提供します~

 株式会社AIRDO(以下、AIRDO)は、「2019~2023年度 中期経営戦略」を策定しました。

 創業以来、「北海道の翼」として北海道に支え・育まれ、2018年度にAIRDOは就航20周年を迎えることが出来ました。今後も北海道に根ざす航空会社として、北海道の魅力を一人でも多くのお客様に伝えたいという想いのもと、中期経営戦略期間におけるビジョン(以下、中期経営ビジョン)に、『北海道の翼として、私たちAIRDOは変革に挑戦し、お客様の期待を超える感動を提供します。』を掲げました。2019~2023年度においては、中期経営ビジョンのもと、重点戦略を中心とした取り組みを推進することで、持続的かつ安定した成長を目指してまいります。

■ 重点戦略と戦略のポイント

 「人財戦略」と「機材戦略」を最重要課題とし、新たな事業構造への基盤構築に取り組んでいきます。加えて、発展的な成長を見据えた変革に挑戦する期間としても位置づけ、将来に向けた「業務戦略」と「商品戦略」に取り組むことで、新たな20年を切り拓いていきます。

■ 概要

・ 人財戦略 (人財)

 人的資源の戦略的な確保・育成・活用を通じ、社員一人ひとりの自律性・主体性を強め、潜在的能力を引き出すとともに、社員のモチベーション向上と帰属意識の醸成を図り、チャレンジを促進する企業風土への変革を推進します。

人財の確保(定着)
育成・活用
人事諸制度
の再構築
キャリア形成
支援の推進
教育体系の強化
働き方改革の
積極的な推進

・ 人財戦略 (組織)

 全社的な業務プロセスの最適化により、人財の有効活用を図ることで、強靭な組織運営体制を構築します。

組織体制の確立
権限移譲の
積極的な推進
ICT活用による
業務の最適化
業務効率化による
コストコントロール

・ 機材戦略 (機材)

 最終年度を目途にボーイング767型機の一部退役に合わせた新機材の導入をおこないます。また、次期中型機の検討を進めると共に、現存機における更新計画の検討および機内プロダクトの品質向上を図り、競争力を強化します。

新機材の導入と
既存機の退役
次期中型機
の検討
ボーイング737-700
の更新計画
機内プロダクト
の競争力強化

・ 業務戦略 (業務改革)

 従来の業務プロセス等を見直すと共に業務の選択と集中を行い、付加価値業務の比率を高めます。また、他社との連携や協業、最新技術(IT技術)の積極的な活用により、業務効率を向上します。

業務の効率化
他社との連携や協業
最新技術
(IT技術)の活用

・ 商品戦略 (商品・サービス)

 My AIRDO会員数の拡大(目標100万人)による認知度向上と将来の顧客づくりを促進し、効果的な商品・サービス展開をおこなうことで競争力を確保します。また、すべてのお客様がストレスなく快適に利用できる環境整備に努め、ご利用フローに合わせたシームレスなサービスの提供を実現します。

顧客層に応じた
効果的な商品・サービスの展開
お客様のご利用フローに合わせた
情報・サービスの展開
すべてのお客様がストレスなく
快適にご利用できる環境の整備

・ 安全

 安全意識の向上や未然防止活動の活性化により、環境変化に的確に対応し、社員・組織が安全最優先で自ら考え連携できる企業風土を構築します。

・ 企業ブランド

 お客様と社員の満足を共に大切にする企業を目指し、これまで培ってきた企業イメージを基に「統一した企業ブランド」を構築します。

・ 社会貢献

 北海道の翼として、北海道の将来を担う「人」を育み、豊かな「自然」を後世に残すため、時代の変化に合わせ、「地域」とともに多様な取り組みを推進します。

・ 路線

 収益性の向上を目指し、生産資源の有効活用と機材の路線適合を志向するとともに、臨時便の設定や国際線を含むチャーターフライトの実施、路線の拡充を検討します。

・ 品質改善目標

 組織横断的な取り組みを積み重ねることで、オペレーションの面(定時性、顧客満足度)からもお客様の安心と利便性を追求し、お客様の期待を超える感動を提供するための基盤を強化します。

・ 経営目標

 業務の効率化によるコストの最適化と、外的要因による抑止不可能な費用上昇に対応しう る費用構造を構築します。また、機材をはじめとする戦略的な投資を実現しうる安定的な収益獲得に努めます。

以上

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