地球に泊まり風土を味わう天井も壁もないホテル
テント泊は4人まで可能な「ベーシック」と、ペア専用の「プレミアム」のニつのプラン。宿泊は1日限定5組まで
5万6000坪の広大な牧草地に、昨年8月~10月の期間限定でオープンした『メム アースホテル』。「地域に泊まり、風土を味わう」―――。そのコンセプトを象徴するのが、その名も「天井のないホテル」というプランだ。寝室は、大きなベッドだけがポツンと置かれた屋外で、開放的なことこの上ない。宿泊者自身がシェフとなって調理に参加する、体験型レストランも売りの一つとなっている。
同ホテルは、隈研吾や伊藤豊雄など、名だたる建築家が手がけた建造物が点在する『メムメドウズ』内にあり、希望者にはガイドも行う。今シーズンの宿泊については、早めの問い合わせを。
食事もアトラクションのーつととらえ、グリルなどは宿泊者自ら調理。料理下手なお父さんがヒーローになるサービスでもある
宿泊プランの一つ「天井のないホテル」は、満天の星空を眺め、そよ風を肌に感じながら眠りにつくことができる
Hotel Data

MEMU EARTH HOTEL(メムアースホテル〉
- 北海道広尾郡大樹町芽武158-1
とかち帯広空港より車で約50分 - 0558-36-4670
- 1泊1名様2食付30000円~(税別)
※2017年の営業期間につきましては、別途問い合わせください。
文/関ひとみ
2017年7月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2017年5月現在の内容です