北海道各地の"おいしい!"が大集合!
札幌・大通公園が味覚の秋で彩られる
「2025さっぽろオータムフェスト」(1)
北海道各地の"おいしい!"が大集合!
札幌・大通公園が味覚の秋で彩られる
「2025さっぽろオータムフェスト」(1)
2025.08.15
今年もいよいよ"あの季節"が近づいてきました!札幌・大通公園が、のべ300店舗におよぶ道内各地の絶品グルメで埋め尽くされる「2025さっぽろオータムフェスト」の季節です!
本記事では、同イベントの事務局を務める札幌観光協会を訪問し、イベント誕生の成り立ちや楽しみ方などについてお話をうかがいました!
※本記事は2025年7月時点の情報です。おでかけの際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
のべ300店舗が出店!全国でも類を見ない大規模グルメイベント
「2025さっぽろオータムフェスト」とは、「北海道・札幌の食」をメインテーマに、道内各地の特産品やご当地グルメなどが大集合するイベント。全長1kmにのべ300店舗が出店し、毎年200万人以上の人々が訪れている、全国でも類を見ない規模のグルメフェスティバルです。
その始まりについて、さっぽろオータムフェスト実行委員会事務局を担う札幌観光協会の西岡さんは言います。
「さっぽろオータムフェストが始まったのは2008年。それ以前は、大通公園を会場とした秋のイベントがありませんでした。そこで、秋といえば"味覚の秋"。食の宝庫、北海道にふさわしい大規模なグルメイベントを開催することで、秋の札幌を盛り上げる契機になるのではと考えたのが、誕生のきっかけでした」
回を重ねるごとに拡大していき、2017年の経済効果調査では、同イベント開催により約621億円の経済波及効果をもたらしたという結果に。
さらに、2024年は過去最多の250万人以上が来場。今や札幌でもっとも集客数の多い大人気イベントにまで成長しました。
楽しみ方いろいろ!個性さまざまな全7会場
会場は、大通公園4丁目~8丁目、10丁目、11丁目の全7会場。
「それぞれの会場にテーマを設けているので、ご来場いただいた方のシチュエーションに合った楽しみ方ができます」と、西岡さん。
そこで、各会場の特徴について西岡さんに教えていただきました!
【4丁目会場 IN4(インフォ)スクエア~オータムフェストの魅力大集合~】
「『オータムフェストの魅力発信』と『札幌・北海道の魅力発信』をテーマとした、エントランス的な会場です。バラエティ豊かな札幌・北海道の食を提供するほか、他会場や周辺観光の情報も発信しているので、初めてオータムフェストに参加される方はもちろん、初めての札幌旅行という方も、まずは4丁目会場へ足をお運びください」
【5丁目会場 北海道 BAKU BAKU PARK(バクバク パーク)】
「『道産小麦のおいしい食べ方』をコンセプトに、道産小麦を使った道内各地のラーメン、パンなどを提供します。ほかにも、こだわりのスパイスカレーといった『北海道のご当地グルメ』も。リーズナブルな価格で手軽に食べられるメニューが揃うので、お急ぎの方やランチタイム、お昼休みにもおすすめですね」
【6丁目会場 食と音楽 奏(かな)デリシャス!】
「『北海道・札幌の食』を味わいながら、野外ステージにてジャズの生演奏を楽しめます。カフェ飯やスイーツなど、もう少し食べたいな...という気分を満たしてくれるメニューが揃うので、食後にふと立ち寄るのに最適です。日が沈んで、心地よい風が吹く中、上質なジャズを聴きながら落ち着いた時間を過ごせますよ」
【7丁目会場 大通公園7丁目BAR】
「近年、注目を集めている、道産のワイン、日本酒、ウイスキー、クラフトビールなどを味わえる野外バーです。個性さまざまな各銘柄によく合うおつまみも用意しているので、心ゆくまでお酒と食のマリアージュを楽しみたい方にぴったり。北海道産のお酒の魅力に酔いしれること間違いなしです」
【8丁目会場 さっぽろ大通 ほっかいどう市場】
「北海道内の自治体がまちのPRをかねて地域の特産品を販売します。会期を通じた出店のほか、入れ替え出店もあるので、多種多様な『北海道の味覚』と出会えます。世界に誇る食の宝庫・北海道の魅力を体感できるはずです」
【10丁目会場 産地とあなたをつなぐ お肉じゅっ丁目】
「お肉メニューを中心とした出店ブースが並ぶ、お肉好きにはたまらないエリア。グループで盛り上がりたいときにおすすめの会場です。さらに、札幌近郊の野菜を取り扱う『ファーマーズマーケット』も開催し、その日の朝に収穫した新鮮な野菜を販売。普段はあまり見かけない珍しい野菜もあり、見ているだけでもワクワクします」
【11丁目会場 PRECIOUS TABLE(プレシャステーブル)】
「札幌を代表する人気レストランのシェフが日替わりで料理を提供する、大人気コーナー『さっぽろシェフズキッチン』などを展開する会場です。カジュアルに楽しめる他会場とはひと味違い、上質で特別感があるくつろぎの場という雰囲気。絶品の北海道グルメをさわやかな秋風がそよぐ屋外で味わう開放感は、まさに北海道・札幌の魅力を凝縮した贅沢の極みです。道外から遊びにいらしたお友だちを11丁目会場でもてなしている方も少なくありません」
会場をめぐって「北海道食べ歩き旅行」を疑似体験!
10丁目会場と11丁目会場は、事前にドリンクチケットを購入することで席を予約できます(予約方法は公式サイトをご確認ください)。
特に11丁目会場で予約できる「プレシャスラウンジ」は、まるでレストランのテラス席にいるかのような雰囲気で、ゆったりと食事を堪能できます。
また、会場内の芝生も開放。レジャーシートを持参して、秋空の下、ピクニック感覚で楽しむことも可能です。
西岡さんは言います。
「何よりも、さっぽろオータムフェストではおいしいものを少しずつ味わえます。これは旅行中の方にはとても魅力的です。会場内には、北海道内のグルメが集まっており、なかには現地に行かないと味わえないものも。会場をめぐって北海道食べ歩き旅行を疑似体験してみてはいかがですか?」
次記事では、11丁目会場「PRECIOUS TABLE(プレシャステーブル)」にて北海道産食材の魅力を発信する、AIRDOの取り組みについてご紹介します!
北海道各地の"おいしい!"が大集合!札幌・大通公園が味覚の秋で彩られる「さっぽろオータムフェスト」(2)
<DATA>
2025さっぽろオータムフェスト
会場:大通公園(札幌市中央区大通西4丁目~8丁目、10丁目、11丁目)
会期:2025年9月12日(金)~10月4日(土)
時間:10:00~20:30(LO20:00)
電話:011-281-6400(さっぽろオータムフェスト実行委員会事務局)
公式サイト:https://www.sapporo.travel/autumnfest/
※本記事は2025年7月時点の情報です。おでかけの際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
企画・制作:株式会社monomode
取材・編集:宮本 育
撮影:須田守政(FIXE)

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