羊蹄山の美しい水と大自然の恵みから生まれたビューティケアブランド
・ICOR初の旗艦店「ICOR NISEKO(イコ ニセコ)」(1)

羊蹄山の美しい水と大自然の恵みから生まれたビューティケアブランド
・ICOR初の旗艦店「ICOR NISEKO(イコ ニセコ)」(1)

2024.11.21

美しい自然と充実したアクティビティで世界中から多くの観光客が訪れる北海道ニセコ町から誕生した、ビューティケアブランド「ICOR(イコ)」。今回は、2021年9月にオープンした同ブランド初の旗艦店「ICOR NISEKO」を訪問。「水」と「自然」にこだわるICORの世界観を感じられる癒しの空間で、心も身体もリフレッシュしてきました!

※本記事は2024年9月時点の情報です。ご来店の際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
※価格はすべて税込です。

ICORの世界観を堪能できる場所

札幌から車で約2時間、国道230号、道道66号を経て、木々に囲まれた羊蹄連絡線を抜けた先に、ゆるやかなカーブを描いた細長い建物が見えてきます。そこが2020年に誕生したビューティケアブランド・ICOR初の旗艦店「ICOR NISEKO」です。

▲ニセコの大自然の一部のように馴染んだ建物

「ICOR」とは、アイヌ語で「宝物」を意味する言葉をもとにした造語。すべての生きものに欠かせない宝である「水」や「自然」に着目した製品づくりから、その名がつけられました。そして、その世界観を堪能できるのが「ICOR NISEKO」。ゆったりとしたやさしい時間が流れる、宝物のような場所です。

▲北海道を代表する名山「羊蹄山」のふもとに位置する
▲訪れたこの日は、風が心地よい小春日和だった

ICORの代表取締役でありクリエイティブディレクターの宇津木ユミコさんは言います。

「ニセコの自然の恵みをふんだんに取り入れた当社の製品で身体の外側から美しくなっていただくだけでなく、美容を意識したカフェメニューで身体の内側から、そして大自然を感じていただいて心の中からキレイになれる場所をつくりたいと考えました。それがICOR NISEKOをオープンさせた理由です」

▲建物は地形を活かした造りになっている
▲窓が高い位置にあるので室内はとても静か

建物の中に入ると静寂な空間が広がり、窓からはエゾヤマザクラの林と、大きな空を望めます。北海道のエゾヤマザクラは花の色が濃いので、春になると紅色に染まった景色を楽しめそうです。

▲端から端までニセコの森が広がるテラス

建物の裏へ出ると、羊蹄山の湧き水が流れる小川があり、川のせせらぎ、虫の音、野鳥のさえずりが聞こえてきます。ちなみに、ニセコはキツツキの仲間である「アカゲラ」のまち。ここで木をつつくアカゲラの姿を見かけることも珍しくないとか。

「グリーンシーズンだけでなく、冬もテラスを開放しています。雪の季節のせせらぎは、夏のそれとはまた違った雰囲気を味わえるんです」と、宇津木さん。

▲テラスを下りて、小川の近くで休憩することもできる
▲白銀に覆われた風景もまた格別

四季折々、移り変わる風景。何も考えず、ゆったりと座り、自然が放つ音や色、においや温度に身をゆだねるひととき。自然の営みに溶け込むごとに、身体の深い部分からほぐれていくような感覚。これが、いのちあるものすべてと調和するということ──。

それこそが、心も身体も自然環境もすべてが健やかでありたいと願う、ICORの製品づくりの原点ではないかと感じました。

すべての生きものに欠かせない「水」に着目した製品

ICORの拠点としてニセコを選んだ理由は「水」でした。

宇津木さんは言います。

「スキンケア化粧品の成分の要となるのは、水です。そこで、水に着目したブランドを立ち上げようと、ICOR立ち上げのキーマンであり、もう一人の代表取締役である竹下マリは、日本各地の自然湧水をリサーチしました。なかでも北海道、特に羊蹄山の湧き水に心奪われたと言います」

▲羊蹄山のふもとには、名水スポットが点在

羊蹄山の湧き水は、降った雨や雪が山肌にしみ込み、数十年かけて溶岩や火山灰といった自然のフィルターでろ過されます。しかも、岩盤を通ってくるのでカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が程よく溶け込んだ超軟水。肌にやさしく馴染み、うるおいを与えてくれる特徴があります。

▲ICORのスキンケア製品

そんな羊蹄山の湧き水に加えて、製品にはラベンダー、白樺、クマザサ、ハマナスなど、北海道の美しい水で育まれた植物の恵みがふんだんに使用されているのだそうです(*1)。

「自然由来成分90%以上をコンセプトに、ご購入されたお客様がご家族やパートナーとシェアできるよう、性別、年齢、肌質を問わずご使用いただける製品に仕上げました」

人気No.1は、「オイルインミスト」。羊蹄山の湧き水や北海道の植物のほか、北海道近海で獲れた鮭から抽出したコラーゲン(*2)、コメヌカ油などが含まれた保湿ミストです。

さっそく、筆者がいつものスキンケアに取り入れてみました! 個人的感想ですが、保湿力は使ったその日に実感。オイル入りなのにベタつかず、しかし肌の水分が逃げないよう、しっかりカバーされている感覚がありました。特に就寝前に使うことで、翌朝までうるおいが持続。乾燥が気になる季節に手放せないアイテムになりそうです。

▲オイルインミスト/50mL 3740円
▲スプレーするたびに大自然に触れているような気分

何よりもスプレーした瞬間に包まれる香りにうっとり。ハーブがかもし出す清涼感の中に、柑橘系のさわやかな甘さが広がり、気持ちを前向きにさせてくれます。

「香りも男女問わずご好評をいただいており、『自分用に購入したのですが、主人も気に入ってあっという間に使い切ってしまいました』という嬉しいお声がたくさん届いています」と、宇津木さん。

2024年8月に、富良野産メロンの種子油を配合した「MELONオイルインミスト(50mL・3740円)」も登場。さらに10月ごろには、二世古酒造の純米酒(コメ発酵液)と純米酒粕を活用した「Sakeフェイシャルクリーム(50mL・7350円)」の再販も予定。こちらもぜひお見逃しなく!

AIRDO×ICORコラボハンドクリームを販売中!

2024年10月よりAIRDO×ICORのコラボハンドクリームを機内にて販売中です!

▲AIRDO×ICORハンドクリーム 2000円(通常販売価格2420円)

AIRDOスタッフがICORのハンドクリームを愛用していたことから、もっと多くの人にICORの素晴らしさを知ってもらいたいと実現しました。

すっと伸びる使いやすいテクスチャーなので、手や爪だけでなく、ひじ、ひざ、ネックラインのケアにも最適。ゼラニウムやフランキンセンスなどをブレンドした、華やかさの中にも落ち着きのあるウッディな香りは、使う人の年齢や性別を問いません。
旅の思い出とともに、ICORの世界を大切な人へ贈ってみませんか?

機内でも販売中

<DATA>
ICOR NISEKO(イコ ニセコ)
住所:虻田郡ニセコ町羊蹄99-3
TEL:0136-55-5460
営業時間:10:00~17:00(カフェLO16:30)
定休日:水曜日、年末年始
公式サイト:https://icor.jp/

*1 ラベンダー油、シラカンバ樹液、クマイザサ葉エキス、ハマナス花エキス
*2 サクシノイルアテロコラーゲン

次記事では、ニセコならではの食材などを使ったメニューを味わえるICOR NISEKOのカフェをご紹介します!
羊蹄山の美しい水と大自然の恵みから生まれたビューティケアブランド・ICOR初の旗艦店「ICOR NISEKO(イコ ニセコ)」(2)

企画・制作:株式会社monomode

取材・編集:宮本 育

撮影:須田守政(FIXE)

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