歴史的建造物に宿泊&ディープなご近所めぐりで街をまるごと楽しむ
「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」 (1)

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歴史的建造物に宿泊&ディープなご近所めぐりで街をまるごと楽しむ
「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」 (1)

2024.02.26

観光ガイドブックに載っているスポットを訪れるだけではちょっと物足りない......。そんな旅人におすすめなのが、"テンションあがる「街ナカ」ホテル"をコンセプトに、星野リゾートが全国展開する「OMO(おも)」です。その中でも、歴史的建造物をリノベーションした建物に宿泊できる「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」に潜入!レトロな雰囲気がただよう館内やグルメなど、ホテルの見どころをお届けします!

※本記事は2024年1月時点の情報です。ご来館の際は公式サイトで最新情報をご確認ください。

「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」とは?

▲小樽運河

北海道小樽市の人気観光スポット「小樽運河」から歩いて約4分。さらには、旧塚本商店、旧四十七銀行小樽支店、旧安田銀行小樽支店、似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)など、歴史的建造物が徒歩圏内にある絶好のロケーションに建つのが「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」です。

「OMO(おも)」の特長は、宿泊するだけでなく、街をこよなく愛するスタッフさんと地元の方々によるさまざまな仕掛けが用意されており、それらを通じて街をまるごと楽しめるホテルであるところ。

そんなOMOにおける仕掛けの1つが「建物」です!

▲歴史的建造物「旧小樽商工会議所」(左の建物)に泊まれる
▲北館のパブリックスペースにはレトロな消火栓などがある

デラックスルームやスーペリアルームがある南館は、その昔、北海道経済の拠点だった「旧小樽商工会議所」をリノベーションしたもの。昭和初期に建てられた鉄筋コンクリート造で、小樽市都市景観賞を受賞した文化的価値の高い建物なんです。

隣の北館にも、旧小樽商工会議所で使用していた消火栓などを装飾として取り入れるなど、全館を通して「北のウォール街」と呼ばれた当時の雰囲気がただよいます。

そんな建物に泊まれるなんて、テンションが上がります!

便利情報と映えスポットが満載な館内

▲フロントには街歩きに嬉しい情報を発信するパブリックスペースを併設

情報収集するなら「北館1階」

北館1階のフロント奥には、小樽の情報を発信するパブリックスペース「OMOベース」があります。ここには、定番のお店や撮影スポットだけでなく、ワインと洋食が楽しめるレストラン、地元人が足しげく通う大衆バル、穴場の和菓子店など、観光ガイドブックには載っていないレア情報が盛りだくさん! 旅人にとって一番ほしい情報で、なおかつ実際にお店へ足を運んだ地元スタッフさんがおすすめしているというのも安心ですよね。

▲オルゴールライブラリー
▲可愛らしいオルゴールがずらりと並ぶ

OMOベースの横には「オルゴールライブラリー」があり、お気に入りの1つが見つかったら部屋でじっくり楽しむことができます。

▲好きなオルゴールを部屋で楽しめる

ちなみに私はこちらに一目惚れ。ひさしぶりにスマホから離れ、オルゴールの音色に耳を傾けて眠るという、やすらぎの時間を過ごせました。

そして、小樽はスキーヤー・スノーボーダーにとっても絶好の拠点。OMOから車で1時間以内に行ける、個性異なるスキー場が6か所もあるからです。

▲スキー場情報を発信
▲板や靴を保管できる「乾燥室」も完備

ホテルの中には専用コーナーがあり、掲示板で毎日の積雪量や天気などを確認できるほか、1階に「乾燥室」もあり、スキー・スノーボード用品をわざわざ客室に運ばなくてもOK。ワックスをかける用具も揃っているなんて至れり尽くせり!

ノスタルジーな気分に浸れる「南館」

▲南館のデラックスルーム

OMOには、複数のタイプの客室があり、ほとんどの部屋にソファを置いているのが特長。なかでも旧小樽商工会議所をリノベーションした南館の「デラックスルーム」は、レトロな装いと、広さ45㎡・高い窓による開放感がとても魅力的!

▲ダークブラウンを基調としたシックな内観
▲階段は旧小樽商工会議所として利用していた当時のものを残している

客室以外も、旧小樽商工会議所として利用していた当時の面影が、廊下や階段などから感じられ、まるでタイムスリップしたかのような気分です。そんな雰囲気を楽しめるのも、歴史的建造物を活かしたOMOならではと思いました。

▲照明や家具などもそのままインテリアとして活かしている
▲写真を撮るならこちらがおすすめ。三脚も用意されている

バリエーション豊かな小樽グルメを味わう

朝はホテルで「スパニッシュビュッフェ」に舌鼓を打つ

小樽にはさまざまなグルメがありますが、朝食は南館3階の「OMOカフェ&ダイニング」にて提供する、大好評のスパニッシュビュッフェをいただきました!

▲スパニッシュビュッフェ(1名2300円・税込)

歴史的建造物に宿泊する文化があり、海の幸を活かした料理が多い「スペイン」から着想した朝食で、トルティージャ(スペイン風オムレツ)、パン・コン・トマテ(トーストしたバゲットにトマトソースを塗ったもの)など、色とりどりのスペイン料理がずらり。見ているだけでも楽しいんです!

▲たくさんの味を楽しんでもらいたいと、パンはミニサイズなのも嬉しい
▲目も楽しませてくれるドリンクの数々

なかでも、私のイチオシは「チュロス」。外はサクッ・中はモチッとした揚げたてチュロスに程よい甘さのチョコレートをディップしていただいたのですが、これまでのチュロスの概念が変わる美味しさ。これを目当てにもう1泊しようかなと思ったくらいです。

▲スタッフさんが目の前で揚げてくれる
▲チュロスを揚げている様子を見ているのも楽しい

「いやいや、朝はぜったいお米なんだよね」という方もご安心を。小樽市民の台所「南樽市場」のお惣菜で和朝食をどうぞ。品数も豊富で、何よりも「野菜たっぷりの手づくり」というのがいいですよね!

▲南樽市場のお惣菜は常時10種以上が並ぶ
▲旬の食材を使った家庭的な味わいが評判
▲寿司和食しかまの「しかま握り(4400円・税込)」

あんかけ焼きそば?半身揚げ?夕食はご当地グルメをいただく

小樽には、さまざまなご当地グルメがあります。あんかけ焼きそば、海鮮丼、若鶏半身揚げ、蕎麦などなど。最近では、小樽など後志エリアの食材をたっぷり使った食べるスープ「しりべしコトリアード」も人気なんだとか。

ですが、やはり小樽といえばお寿司です!

小樽には、老舗名店から回転寿司店まで約120軒の寿司店があるそうです。その中から今回は寿司屋通りにある「寿司和食のしかま」さんを訪れました。

お腹に余裕があるなら、寿司店のはしごをして、それぞれのお寿司やあら汁の食べ比べをしたり、店主こだわりの日本酒やワインとのマリアージュを味わってみるのもいいかも。
そんな楽しみ方も小樽旅行の醍醐味です。

次記事では知られざる小樽の魅力に触れられるアクティビティをご紹介します。
歴史的建造物に宿泊&ディープなご近所めぐりで街をまるごと楽しむ「OMO5小樽(おも) by 星野リゾート」 (2)

<DATA>
OMO5小樽(おも) by 星野リゾート
住所:小樽市色内1-6-31
TEL:050-3134-8095(OMO予約センター)
時間:チェックイン15:00/チェックアウト11:00
料金:1泊1室あたり16000円~(税込・食事別)
公式サイト https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru/

企画・制作:株式会社monomode

取材・編集:宮本 育

撮影:須田守政(FIXE)

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