鮭の卸問屋直営の食堂で鮮度をかみしめる一品

鮭の卸問屋直営の食堂で鮮度をかみしめる一品

鮭の親子丼 中サイズ(味噌汁・漬け物付) 1,250円

水産加工場が建ち並ぶ釧路市、西港大橋の近くにある『喰い処 鮭番屋』は、釧路名物の炉端焼きや海鮮丼が早朝から食べられる店。親会社が鮭の卸問屋だけあって、いくらを盛った鮭の親子丼が人気だ。自家製のいくら醤油漬は、水揚げから3時間以内の鮭卵を、生醤油だけで漬け込む。「鮮度の良さは、品質と味に直結します。当店のいくらは、苦手な人にも喜ばれている自慢の味」と店長の阿部好夫さんは胸を張る。
釧路港で水揚げの減少が続く近年は、浜値(港での取引価格)の高騰に頭を悩ませているそう。しかしながら、たっぷりと海鮮がのった丼をこの価格で食べられるのだから、早起きする価値は十分にある。

お店情報

喰い処 鮭番屋

喰い処 鮭番屋

  • 北海道釧路市浜町4-11
    JR釧路駅から車で約10分
  • 0154-25-0503
  • 喰い処7:30~14:00 直売店8:00~17:00
  • 5月~年末まで無休、1月~4月は毎週水曜

文/関ひとみ 撮影/佐々木智治

2017年12月号 AIRDO機内誌「rapora」掲載
※情報は2017年10月現在の内容です