2023年に3度目の食べログ「カレー百名店」に選出

かつて「ヒリヒリおばさんのスープカレー『hirihiri』」として不動の人気を築き、オープンから20年以上経った今も多くのスープカレー好きが足しげく通う同店。2023年には、食べログユーザーから高い評価を得て、3度目となる「カレー百名店」入りを果たしました。

JR札幌駅から徒歩2分という来店しやすい立地も評価の理由ですが、やはり多くのファンを惹きつけてやまないのは、一度味わうと何度でも食べたくなる、その"味"！
スパイスを感じつつもクセのないスープと、野菜などさまざまな具材がマッチした、まさに王道の逸品！　同店で初めてスープカレーを味わい、以来「スープカレーが大好きになりました！」という人も少なくありません。

ベーシックを楽しむもよし！アレンジを楽しむもよし！

同店はメニューの豊富さも魅力で、10種の野菜がたっぷり入った「ベジタブルカレー（1,200円）」といった定番のほか、大ぶりのエビが入った「ガーリックシュリンプベジタブルカレー（1,680円）」など、"北海道の食"を取り入れたメニューも提供しています。

「北海道の食を取り入れたメニューは観光でいらっしゃったお客様に人気です。北海道に来たなら、スープカレーを食べたい。でも、海鮮も、ジンギスカンも食べたい。そんなお客様に満足していただきたいと思いながら、メニューを考えています」と、店長の髙田さん。

一方で、月替わりで登場するマンスリーメニューを目当てに来店する地元客も後を絶ちません。足を運ぶたびに新メニューと出会える楽しさ。なかには、意外な組み合わせに新しいカレーの可能性を発見できるメニュー（2024年3月31日で販売終了していますが「白子」など）もあり、それも地元ファンから愛される理由です。

個性さまざまな具材を取りまとめるのは、スープカレーの肝であるスープです。同店は、鶏ガラをベースとしたトマトスープを使用。コクと酸味のバランスが絶妙な"こってりでありながら、後味さっぱり"という味わい。野菜をはじめ、チキン、道産豚、海鮮など、どんな具材とも相性が抜群です。

辛さは0～30番まであり、1番でも家庭のカレーの中辛くらいとやや辛め。ですが、同店のスープは辛いほど旨みを感じられるので、おすすめは2～3番。ちなみに、5番までは無料で、それ以上は有料（100～300円）となります。

そして、同店ではちょっとしたアレンジを楽しむことができます。スープをココナッツスープにし、トッピングに「もっさりパクチー（200円）」を加えてみてください。一気にタイ料理へと大変身！こちらもぜひお試しください！

イチオシのチキン、店舗限定のラムチョップが人気

同店の人気NO.1は、「骨チキチキンカレー（1,200円）」です。

チキンの表面はガーリックオイルでパリっと仕上げ、中はスプーンでもホロホロと崩れる柔らかさ。チキンの旨みもさることながら、素揚げしたブロッコリーに「ブロッコリーってこんなに美味しかった？」と思わずうなってしまいます。これこそ、野菜を主役級に引き上げるスープカレーの本領を発揮した一品です。

そして、2024年2月にマンスリーメニューとして登場以来、あまりの人気に継続提供している、同店限定メニュー「ラムチョップベジタブルカレー（1,980円）」もおすすめ。

チキンレッグ同様、骨付き肉は見た目のご馳走感にワクワクします。赤身と脂身のバランスが良い北海道産ラムの肉汁が、程よい酸味のスープに溶け込み、さらにコクが増します。ジンギスカンとはまた違う、ラムの美味しさを楽しめることでしょう。

また、ご自宅で同店のスープカレーを楽しみたい人は、こちらをどうぞ！

2024年2月より販売をスタートした「チーズインハンバーグスープカレー 中辛 ココナッツスープ（1,200円）」。チーズインハンバーグスープカレーはレトルトのみのメニューで、チーズのとろけ具合がやみつきになるとか。店頭にて販売しているほか、新千歳空港などでも取り扱っているので、お土産にもぜひ！