『かみくるパス』でめぐる
冬の上川エリア3泊4日の旅(2/3)
~旭川編~
『かみくるパス』でめぐる
冬の上川エリア3泊4日の旅(2/3)
~旭川編~
2025.11.28
何度でも乗り降りできて使うほどお得になる! 上川管内観光用バス乗車券『かみくるパス』。そんな便利なパスを使った上川エリア3泊4日の旅とパスの徹底ガイドを全3回にわたってお送りします! 第2弾は「上川エリアの旅 旭川編」。穴場スポットをめぐり、まだまだ知らない旭川の魅力にふれます!
※『かみくるパス』の詳細については、次記事「『かみくるパス』徹底解説&購入ガイド編」で詳しくご紹介します。
※本記事は2025年11月時点の情報です。おでかけの際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
【3日目】旭川でご当地グルメとものづくりを楽しむ!
旅の後半は、上川エリアの中心地・旭川市へ!
バス停・層雲峡から旭川駅前行きに乗って約2時間で、上川エリアの中心地・旭川市に到着します。
旭川市は、札幌に次ぐ北海道第2の都市で、道北の産業や流通の拠点。また、大雪山からの伏流水による上質な水と豊かな大地に恵まれた、道内有数の農作物の産地です。
動物園や歴史的建造物など魅力的な観光スポットが点在。四季を通じて楽しむことができますが、冬の訪問も見逃せません。
毎年11月末から翌3月まで「ユキノワアサヒカワ~雪と光がつなぐ街~」を開催。
平和通買物公園、常盤通ロータリー、緑橋通、昭和通、7条緑道の5つの会場がそれぞれ個性異なる彩りに包まれ、「SNS映えする!」と大好評なんです。
レストランエスペリオで道北の味覚が盛りだくさんのランチを!
旭川市でのランチにおすすめなのが、「レストラン エスペリオ」。季節に合わせて旭川市近郊の農家さんが栽培する新鮮な野菜や、オホーツク・興部町のノースプレインファームさんなど、"顔の見える食材を使った料理"にこだわるレストランです。
一番人気は「モッツァレラチーズハンバーグ」。北海道産牛肉100%の肉汁がジュワっと広がるハンバーグに、コクのあるおこっぺ有機モッツァレラチーズと、程よい酸味のトマトソースをたっぷりかけた逸品。付け合わせの野菜も味が濃くて、食べごたえバツグン。
ほかにも、「おこっぺモッツァレラのピザ」も評判。北海道産小麦100%の生地に、おこっぺ有機モッツァレラチーズとアンチョビを加えたピザ。注文が入ってから1枚1枚石窯で焼くため、中はもっちり、外は軽い口当たり。素材の旨みがダイレクトに伝わってきます。
食後には、新鮮なおこっぺ牛乳で作ったソフトクリームをどうぞ。
◆レストラン エスペリオ
住所:旭川市東旭川町上兵村240-8
TEL:0166-36-3563
営業時間:11:00~20:00(LO19:30)、月曜11:00~16:00(LO15:30)※ランチタイムは平日11:00~14:30、土曜・日曜11:00~15:00
定休日:火曜
公式サイト:https://esperio.co.jp/
企画展やワークショップを通じて、デザイン都市・旭川市のものづくりにふれる
旭川市ではものづくりが盛んに行なわれており、なかでも家具・クラフトのまちとして知られています。その拠点となっているのが「旭川デザインセンター」。
広大な敷地に約30のメーカーが集結しており、常設ブースにて約1200点の製品を販売。家具だけでなく、旭川土産にぴったりのクラフトアイテムなども豊富に揃っているので、旅行者にも人気のスポットです。
施設内には、旭川家具の歴史を知ることができるミュージアム、ギャラリー、体験工房も併設。企画展やワークショップなども開催しています。
もちろん、一生ものの家具を探すために訪れるのもよし。各メーカーのブースが一堂に並んでいるので、それぞれを比較検討できるのも魅力。お気に入りの家具が見つかったら、サイズや樹種を変更した特注も可能です。
◆旭川デザインセンター
住所:旭川市永山2条10丁目1-35
TEL:0166-48-4135
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜(祝日を除く)、年末年始
公式サイト:https://asahikawadesign.com/
夕食は地元民が愛してやまない、旭川発祥のB級グルメ・塩ホルモンで決まり!
北海道といえばジンギスカンですが、旭川といえば実は「塩ホルモン」が定番。
豚肉文化が根強い旭川市では古くから養豚業が盛んで、新鮮な豚の内臓肉を入手できたのが塩ホルモンを食すようになったきっかけでした。
炭火でじっくり焼き上げるので、外はカリッと、中はジューシーでコラーゲンたっぷり! 塩味ベースのシンプルな味付けなので、素材の鮮度と旨みを感じられることでしょう。
旭川市でしか味わえない塩ホルモンをぜひ堪能してみてください。
【4日目】道北エリア最大級のスキー場「カムイスキーリンクス」へ!
海外にもファンが多数!極上のパウダースノーで上川エリアの冬を満喫する!
上川エリアの旅も最終日。とはいえ、帰路につくまでもう少し時間があるので「カムイスキーリンクス」でウィンタースポーツを楽しむことに!
カムイスキーリンクスとは、旭川市街地から車で約30分のところにある、道北最大級のスキー場。
世界屈指の雪質と最長4kmの滑走距離を誇り、初心者から上級者まで楽しめる26の多彩なコースを整備。国内はもちろん、海外からも多くのファンが訪れる人気スノーリゾートです。
◆カムイスキーリンクス
営業予定期間:2025年12月上旬~2026年3月31日(火)※予定
住所:旭川市神居町西丘112
TEL:0166-72-2311
営業時間:9:00~17:00
公式サイト:https://www.kamui-skilinks.com/
旭川空港で荷物預かり、ウエアも借りられるから、手ぶらでスキー場に行ける!
カムイスキーリンクスへ向かう前に、まずは『かみくるパス』を使い、空港直行バスで旭川空港へ。旭川空港で、雪遊びに欠かせないスノーウエアやブーツを借りられるんです(事前予約制)。
旭川空港に着いたら、到着ロビー1階の「アクティビティーセンター旭川空港」に行きましょう。ここでウエアとブーツを借りられるほか、手荷物も預けられます。スキー板やスノーボードなどの道具はスキー場でレンタルできるので手ぶらでOK。更衣室で着替えて、いざカムイスキーリンクスへ!
◆アクティビティーセンター旭川空港
TEL:0166-73-6968(アクティビティーセンター)
営業時間:8:30~16:00 ※手荷物預かり(土曜・日曜・祝日のみ)、電話予約は平日9:00~17:00
利用方法:事前予約制 ※予約締切は2日前の12時
料金:防寒着レンタル 1人5000円(レンタル品返却後に返金)、手荷物預かり 1個1000円
公式サイト:https://taisetsu-activity.jp/information/10329/
旭川空港からスキー場までは、「直行送迎車(空港便)」を利用!
カムイスキーリンクスへの移動は、旭川空港からの「直行送迎車(空港便・有料)」がおすすめです!
途中停車も乗換もなしで行けるので、手間がかからずラクラク。約1時間、旭川市街地とは異なる風景を眺めながら、ドライブ感覚も楽しめます。
◆直行送迎車(空港便)
運行期間:2025年12月20日(土)~2026年3月31日(火)
利用方法:専用予約サイトより事前申し込みが必要
料金:片道 1人3000円 ※大人・子供同額
予約サイト:https://www.kamui-skilinks.com/accsess/
※航空便との接続時間にご注意ください
カムイスキーリンクスに到着!センターハウスで道具をレンタル!
カムイスキーリンクスに到着したら、まずは「センターハウス」の1階へ。リフトやゴンドラのチケット売り場や道具のレンタルコーナーなどがあります。
カムイスキーリンクスでは、スキー・スノーボードのほか、ソリなどの遊具も借りられるので、ただただパウダースノーとたわむれたい! という人も楽しめます。(※ゴーグルやグローブは売店にて要購入)
レンタルサービスは、当日の申し込みも可能ですが、公式WEBストアから事前申し込みがおすすめ。受け取りがスムーズで、すぐゲレンデへ向かうことができます。
◆スキー・スノーボードなどのレンタル
利用方法:公式WEBストアから事前申し込みが可能
料金:スキーセット(板・ブーツ・ストック)またはスノーボードセット(ボード・ブーツ)大人4時間6000円・子供4時間4500円、そり4時間500円
公式WEBストア:https://kamuiski.axess.shop/ja/Rental
世界中の人々を魅了するさらさらのパウダースノーで締めくくる上川エリアの旅、いかがでしたか? なかなか行けない場所を訪ねる、ちょっと贅沢な旅。
それを可能にするのは、上川管内観光用バス乗車券『かみくるパス』だからこそ。路線バスならではの柔軟な移動が可能で、何よりも上川エリア内を走る路線バスの停留所なら何度でも乗り降りできるので旅がリーズナブルに! そんなお得なパスの使い方や購入方法などについては次回ご紹介します。
『かみくるパス』でめぐる 冬の上川エリア3泊4日の旅(3/3)~『かみくるパス』徹底解説&購入ガイド編~ 近日公開予定
<DATA>
かみくるパス
チケット情報:https://ticket.jorudan.co.jp/kamikuru/
お問い合わせ先:【アプリについて】ticket-support@jorudan.co.jp 【かみくるパスについて】0166-23-3355(旭川電気軌道)、0166-23-4161(道北バス)、0167-23-3131(ふらのバス)
※『かみくるパス』のご利用にはアプリ「乗換案内」をダウンロードする必要があります。
※本記事は2025年11月時点の情報です。おでかけの際は公式サイトで最新情報をご確認ください。
企画・制作:株式会社monomode
取材・編集:宮本 育

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