ロマンチックすぎる!
札幌・藻岩山の宝石箱のような夜景
ロマンチックすぎる!
札幌・藻岩山の宝石箱のような夜景
2024.1.25
長崎、九州と並び日本新三大夜景に選ばれている札幌の夜景。市内には、高層ビルの展望室やビル屋上の観覧車など、魅力的な夜景スポットがたくさんあります。中でも今回は、札幌市内で一番高い場所にある藻岩山山頂展望台の夜景をご紹介。感動モノの美しさをお届けします!
※本記事は2023年12月時点の情報です。実際の来訪の際には公式サイトで最新情報をご確認ください。
札幌もいわ山ロープウェイの「もいわ山麓駅」へ
藻岩山山頂の展望台までは、藻岩山観光自動車道(有料/冬期閉鎖)とミニケーブルカーで上るか、またはちょっとハードですが登山道を徒歩で上るという方法もありますが、今回はお手軽なロープウェイ+ミニケーブルカーで向かいます。ロープウェイ起点の「もいわ山麓駅」までは、札幌市電「ロープウェイ入口」から徒歩10分。電停からは所要5分の無料シャトルバスも運行していますよ。運行時間は公式サイトでご確認を。
ロープウェイからの景色がすでに絶景!
まずは「もいわ山麓駅」と標高456mの「もいわ中腹駅」を結ぶ66人乗りのロープウェイに乗り込みます。ロープウェイは15分間隔で運行しており、中腹駅までは所要約5分。4面が大きな窓になっているので、札幌の街並みを眺めながらの空中散歩を楽しみましょう。
中腹駅でミニケーブルカーに乗り換え
「もいわ山中腹駅」からは、森の中を上っていく2両編成のミニケーブルカーに乗り換えて「もいわ山頂駅」へ。乗り換えの待ち時間はそれほどなくスムーズに進みますが、中腹駅には「札幌もいわ山ロープウェイ」のマスコットキャラクター「もーりす」の撮影スポットがあるので、あえて乗り換えを1本遅らせて、のんびり記念撮影をするのもおすすめです。
山頂駅に到着! 夜景観賞まであと少し
山麓駅から乗り換え含め15分程度で、標高531mの山頂駅に到着。駅舎はミニケーブルカーの乗降場がある地下1階から屋上までのエレベーターを完備した、バリアフリー対応の建物です。2階にはおみやげショップ「Mt.MOIWA SOUVENIR SHOP」があり、北海道みやげやオリジナルのもーりすグッズを販売。ここだけの限定品もあるので、日没までの待ち時間にのぞいてみては?
宝石をちりばめたような夜景に感激!
日が沈んで街明かりが灯ったら、いよいよメインイベントの夜景観賞の時間です。山頂駅屋上の展望台からは、光の粒が埋め尽くす札幌市街が一望のもとに! 光の量はもちろん、その広さも驚きで、遠く石狩湾まで見渡すことができます。ちなみに札幌の夜景の美しさは、街灯に寒さに強いオレンジ色のナトリウム灯が使われているのも理由の一つなのだとか。また冬の方が、空気が澄んでクリアな夜景が楽しめます。
幸せの鐘と愛の鍵もチェック!
山頂展望台でひときわ目立つ「幸せの鐘」は、記念撮影の人気スポット。山頂駅の売店や自動販売機で購入できる「愛の鍵」にカップルで名前を書き、その鍵を周囲の手すりに取り付けると、絶対に別れないという伝説があるのだそう。
札幌で一番高い場所にあるレストラン
山頂駅にはレストラン「THE JEWELS」があり、夜景を楽しみながら料理とワインに酔いしれる、まさに至福のひとときが過ごせます。料理は、道産食材を中心としたフレンチベースの「モイワ・キュイジーヌ」。素材の味を引き出した一皿を、満足度の高いコースで堪能しましょう。そして、意外と知られてない大きなポイントが、3520円以上のランチコース、またはディナーコースの予約で、ロープウェイとミニケーブルカーの往復乗車料金(2100円)が無料になること! たとえば3520円のランチなら、実質1420円で味わえちゃうんです。これはお得すぎ!
THE JEWELS
レストラン予約センター:011-518-6311(受付11:00~20:00)
レストラン営業時間:11:30~14:30(LO13:30、ランチ営業は土日祝のみで冬期は12:00~)、17:00~LO19:30 ※14時30分~17時はテイクアウト営業のみ
札幌のきらびやかな夜景はもちろん、展望台までのアプローチや美食など、夜景以外の楽しみも充実している藻岩山。ロマンチックな夜を過ごしに、足を運んでみてください。
<DATA>
札幌もいわ山ロープウェイ
住所:札幌市中央区伏見5丁目3番7号
TEL:011-561-8177
営業時間:10:30~ロープウェイ上り最終21:30(12~3月は11:00~) ※予告なく変更の場合あり。公式サイトで確認を/悪天候時のほか、整備点検による休業あり
料金:ロープウェイ&ミニケーブルカー往復大人2100円、小人(小学生以下)1050円ほか
公式サイト https://mt-moiwa.jp/
※本記事は2023年12月時点の情報です。実際の来訪の際には公式サイトで最新情報をご確認ください。
企画・制作:株式会社monomode
取材・編集:宮川健ニ(亜璃西社)
撮影:須田守政(FIXE)