国内最大の釧路湿原を走る「くしろ湿原ノロッコ号」。
車窓からの景色が非日常を体験させてくれます。
「くしろ湿原ノロッコ号」は、釧路観光を代表するトロッコ列車です。その愛らしいデザインの車両や内装も、北海道内外のファンが多い理由。
「くしろ湿原ノロッコ号」は、4月下旬から10月頃まで釧路駅- 塘路駅間を走行し、見どころでは速度を落として運転します。期間限定で川湯温泉駅まで延長運転することも。
このスピードのおかげで、壮大な景色や爽やかな自然を楽しんだり、釧路湿原の景色やそこで暮らす野生動物たちをのんびりと眺めることができます。
走行中は、湿原内に多く住むエゾシカたちや、運が良ければ希少種のタンチョウヅルを見られるなんてことも。
自然や歴史に詳しいガイドさんの案内に耳を傾ければ、より「くしろ湿原ノロッコ号」や釧路湿原を楽しむことができます。
また、釧路川でのカヌーを楽しむ人々と乗客とで手を振りあう場面もあり、旅先で出会う人との交流も魅力のひとつ。
※運行スケジュールについては公式HPをご参考ください
「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車しておよそ25分で到着するのは、釧路湿原駅。ここから徒歩11分でたどり着くのは、釧路湿原国立公園内に位置し、釧路湿原が眼下に一望できる「細岡展望台」です。
夏の釧路湿原はまさに緑一色。晴れた青空と草木の緑のコントラスト圧巻です。釧路湿原の中を蛇行する釧路川と、前方・北側にそびえ立つ雌阿寒岳・雄阿寒岳がその雄大さを物語ります。
晴れた日中の景色ももちろん、「細岡展望台」は釧路湿原の東側に位置するため、湿原越しに沈む美しい夕日を望むことができます。
展望台すぐ近くにある「細岡ビジターズ・ラウンジ」では、釧路湿原の自然や歴史を知ることができる資料の観覧や、休憩スペースが利用可能。軽食も楽しむことができるため、「くしろ湿原ノロッコ号」までの時間を持て余すことがありません。
およそ3000年前にできた釧路湿原、その歴史に思いを馳せながら、目の前いっぱいの景色をお楽しみください。
〒088-2141 北海道釧路郡釧路町達古武22-9
〒088-2141 釧路郡釧路町字達古武22-9
釧路湿原駅から釧網本線に乗り換え、1時間半ほど揺られると、川湯温泉駅に到着。
ここからバスで10分ほどで、川湯温泉街に到着します。硫黄山を泉源とする川湯温泉は、全国でも珍しい強酸性の硫黄泉。なんと、釘を浸けておくと腐食してしまうほど強い酸性の温泉だそう。殺菌作用が非常に高く、硫黄成分による保温効果も抜群、湯治場として古くから多くの人が通ってきた歴史があります。
その湯量は豊富で、街中を流れる川にも溢れるほど。川の中からその湯気が上がって硫黄の匂いが漂い、温泉街らしい上品な雰囲気を楽しむことができます。
そんな川湯温泉で宿泊したいのは、2021年にリニューアルオープンした「お宿欣喜湯 別邸 忍冬」。
お食事には地元弟子屈町産の山菜・野菜・黒毛和牛をふんだんに使い、また、釧路・根室・網走などの近海で捕れた旬の海鮮も登場します。
川湯温泉では初となる本格派ビュッフェが楽しめるレストランhaspoでは、総勢50品程度が勢揃いします。
大浴場はもちろん源泉100%掛け流し。摩周湖・屈斜路湖・硫黄山など、阿寒摩周国立公園が誇る大自然を楽しめば、身も心もすっかり癒されるはずです。
〒088-3465 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1丁目2番3号
RIVER & FIELDは、屈斜路湖畔に拠点を置く、1995年創業の老舗ガイドカンパニー。カヌー・カヤック・SUP・時にはトレッキングなどのツアーを開催し、摩周・屈斜路エリアの自然の魅力・遊び方を提案しています。現在は摩周・屈斜路エリアのフィールドが大好きなガイド・3人が在籍中。
言葉のみの解説だけでなく、時にはゲストと一緒に楽しく自然を満喫してくれるので、自然とゲスト自身もワクワクしてくること間違いなし。ゲストが体験したい自然の楽しみ方を一緒に考え、その時々に沿ったプランやガイドを準備してくれます。
一番人気の「釧路川源流カヌー みどり橋コース」では、釧路川の水源となる屈斜路湖から釧路川源流をカナディアンカヌーでゆったりと下っていきます。
川下りの最中には、野生動物や水鳥との出会いもあるかもしれません。水の流れに身をまかせながら、川の上でのティータイムも楽しむことができる贅沢なコースです。
〒088-3351 北海道川上郡弟子屈町 屈斜路 市街2条通8