世界一を観測した透明度を誇る摩周湖
その摩周ブルーの神秘に身をゆだねる

摩周湖は周囲20キロ、面積19.2平方キロメートル、最大水深212メートルの我が国で6番目に
大きなカルデラ湖です。カルデラ湖とは火山の噴火後に河口部が陥没してできた窪みに
水がたまった湖のこと。吸い込まれそうなほど深く青い湖の色は「摩周ブルー」と呼ばれ、
その透明度は1931年に41.6メートルの世界最高記録を観測。アイヌ語で
カムイトー(神の湖)と呼ばれるほどの神秘的な湖です。冬場に湖が結氷すると
「摩周ブルー」はますます輝きを増します。

祖母の悲しみが眠る伝説の島カムイシュ島

摩周湖に浮かぶ唯一の島、カムイシュ島(中島)は「摩周湖のえくぼ」とも呼ばれ、この地を愛する人たちから慕われています。ここには、戦死したコタンの首長の母親が、孫を抱いて逃げる途中に大切な孫を見失い、探し回っているうちに摩周湖まで来て、悲しみと疲労で島になったという言い伝えが残っているのです。水面からの高さは31メートルですが、島そのものの高さは240メートルあり、ほとんどが湖の中に隠れているとのこと。老婆の悲しみが水面下にうずくまり深く眠っているようにも見えますね。

神の山カヌイヌプリ、摩周湖を守る岳

アイヌ語でカヌイヌプリ(神の山)と呼ばれている摩周岳は、摩周湖の東岸の山の中でもひときわ高い山。摩周岳が湖を全身で守っているようにも見えます。この山はおよそ1000年前に発生した噴火によってできましたが、以後活動を休止しています。標高は857メートルで、頂上はごつごつした溶岩の岩場になっています。雪をかぶった姿も荘厳ですが、春から秋にかけては登山も可能。頂上から眼下に見下ろす摩周湖の神秘的で雄大な景色を堪能したら、小さな悩みごとなんか吹き飛んでしまいそうです。

ACCESS INFORMATION

阿寒摩周国立公園内
〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目1−1

JR釧網本線 川湯温泉駅から徒歩13分
阿寒バス阿寒湖温泉駅から徒歩9分

釧路空港から車で約75分
女満別空港から車で約70分

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