Yorimichi Airdo旅のよりみちをお手伝い

【朝市!ワイン!スープカレー!】札幌市を1泊2日で思いきり満喫してみた 後編(カツセマサヒコ)

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ライターのカツセマサヒコです。
 朝7時30分に「とびきりの笑顔でお願いします!」と言われると、だいたいこんな顔になります。こんにちは。

AIRDOで行く札幌旅行記、前編に引き続き、2日目の様子をお届けします。
2日目のテーマは、ひたすら「食」! 札幌のオイシイところ、これでもかってぐらい紹介していこうと思います。(めちゃくちゃ長いからお時間あるときにどうぞ)

スタート地点は、北海道の市場の定番、札幌市中央卸売市場 場外市場
60店舗近くあるお店をのらりくらりと歩いてみて、朝食もいただいてしまおうという魂胆です。

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ちなみにアテンドしてくださる方は、前日に引き続きAIRDOのポジティブガール・山田さん。

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カツセさん! 今日もよろしくお願いします!

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はい、お願いします。

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まずは場外市場ですね! どんどん見てまわりましょ!

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そうですね、行きましょう。

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え!? どうしたんですか!? 元気なくないですか!?

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いや、これが普通でしょ。朝一からそんなテンション全開になれないから。

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そっか。

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(そっかじゃないよ)

 

場外市場で朝食を

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さっそく市場探索を開始。いくつもお店が並んでいますが、駐車場近くに生け簀を見られるお店を発見。さっそく中に入ると、数えきれないほどのカニが出迎えてくれました。

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「めっちゃでっけーっすね!」を連発して店員さんにちょっと引かれている僕。

後から調べてわかったのですが、場外市場ではできるだけ鮮度がいいものを買いたい場合、こうやって生け簀にしてある食材から選んで、翌日までに郵送してもらうのがいいらしいです。すでに死んでいる状態や加工されている状態で陳列されているものより、新鮮さが違うのだとか。

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活気ある市場の中をしばらくウロウロしていると……

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今日の朝食スポット「丼兵衛」 さんに到着!

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店長の蜂谷さん。個人的な偏見で、市場の中にあるお店ってちょっと気難しそうな年配の方がやっているイメージがあったのですが、ここは全然そんなことない。めちゃ気さくで優しい方でした。

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そして、でてきた料理がこちら、「特選さっぽろ朝市丼」! 切り身やウニなど、その日に取れたものだけを使って作られる贅沢すぎる一品。このクオリティなら2,000~3,000円する店が多いなかで、丼兵衛さんは1,480円! 安すぎる。左上の「カニ汁」は320円。

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さっそく、実食。

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ぱくっ。

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はい、うまいー!! 口の中でとろけるわ。なにこれ、これが鮮度ってやつか。すごいな鮮度。なめてたな鮮度のこと。

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カニ汁も最高。これは2日酔いのときに出てきたら風呂にして浸かりたいレベル。下手したら泣く人も出ると思う。

日本人にとっての世界1の朝食というのは、ふわっふわのフレンチトーストのことではなく、海鮮丼とカニ汁のことではないか? と議論をしたくなるぐらいのうまさでした。時間に余裕があったらもう一店舗くらいまわってみたかった。市場で朝食、ホントおすすめです。

 

道産ワインのブドウから「ゆっくりとした成長」を学ぶ

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おいしい朝食をいただいたあとは、車で少し移動して、さっぽろ藤野(ふじの)ワイナリーへ。

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札幌市の観光局の方も「北海道は気候がヨーロッパに似ている」と言っていたし、ヨーロッパに似てるなら絶対にワインもおいしいでしょ。

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偏見がすごいけど、ここのワインはきっとおいしいと思います。

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ここではさっぽろ藤野ワイナリーの浦本さんにお話を伺います。

浦本さんは学生時代から農業に興味を持ち始めて、そこから「付加価値を付けやすい加工品のほうが、自分の色を出しやすいかも」と考え、ワイン作りの世界に来たのだそう。どうやったらそんなイケメンなキャリアプランを描けるのか気になる。

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ワインの原料となるブドウ畑は少し奥にあるので、ご案内しますよ。

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ありがとうございます! 奥って言っても、そんなに歩かないですよね?

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うーん、ブドウ畑がある山は、75,000坪くらいありますけどね。

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広すぎ。

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でも一番近い畑までは15分ほど登れば着きますから。

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あ、じゃあそこだけ、行きましょう! そこだけお願いします!

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(そんなに歩きたくないんだ、この人)

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フォトジェニックな小屋やオブジェが随所で見られる、緩やかな斜面を進んでいきます。

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本当に外国の庭園みたく整備されてますね。落ち葉ひとつないし、全体の雰囲気も、とても日本とは思えない。

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うちの会社はオーナーが姉妹で経営しているんですが、趣味が庭園づくりなんです。ゴルフ場が併設されているせいもありますけど、毎日20kmぐらい歩いて芝の手入れをしています

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20km!? 毎日!?

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結構大変なんですよねー、大きな庭を持つって。

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「大変」の一言で済ませられる大変さじゃない。

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15分近く歩いて、ブドウ畑に到着!

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着きました! ここが当園のブドウ畑になります。

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おお……? ブドウの木ってもっと背が高くて、ツタとか草が絡まりあってるイメージだったんですけど、こんなにスッキリしてるものなんですか?

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ああ、それは食用ブドウのイメージでしょうね。9月に収穫の時期を迎えるので、そのころにはもう少し見た目もブドウらしさが出てると思いますが、木の育て方は別物です。

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なるほど食用とワイン用では違うんですね。

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こっちにある小さいものは、2年前に植えたやつですね。

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まだだいぶ小さいですねえ。

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ですよね。それでも、きちんと実を付けようとするんですよ、ブドウって。

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へえ! 木の大きさは関係ないんですね。

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そうなんです。でも、それだと果実の甘さが不十分なので、しばらくは実が出る前に、すべて切ってしまうんですよ。

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え! わざわざ切るんですか!

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じっくり育てることが大事なんです。ブドウ自体は早く成長しようとするんですけど、そこでじっくり時間をかけて育ててあげることで、きちんと大きく、おいしい実を付ける。成長を焦ると、結果的にいいものはできないんです。

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2年目って、私の社会人歴と一緒ですけど、「成果を出すことに焦らず、地に足つけて努力すべき」って、人間にも当てはまる部分がある気がする……。

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ほんとそれだなあ……。ブドウからゆっくり成長することの大切さを学ぶことになるとはなあ……。

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ブドウ畑の見学を終えると、ワイナリーの中にある工場で「ナイヤガラ ナチュラルスパークリング2015白」と「KOHARU2015ロゼ」を試飲させてもらいました。
時間をかけて育てたブドウの中でも、より良い実だけを使って、酸化防止剤を極力使用しないことで無濾過のまま醸造して作ったワイン。果実の甘味が活きていて、飲みやすいのにしっかりと味が出る。要するに、めちゃくちゃうまい

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もちろんここで作ったワインはその場で買えるし、隣のロッジでは、これまた食材にこだわりまくったレストランもやっているので、せっかく足を運んだなら昼ごはんを食べていくのがいいかも。オシャレすぎる庭園と自然を感じながら、ワインにぴったり合うソースが絡んだ料理を楽しめます。最高。

 

あの有名なスープカレー店へ

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ワインでいい気分になったところで、次に向かったのはスープカレーの雄、奥芝商店
ツイッターで「札幌行くならどこに行くべき?」とフォロワーに聞いてみたところ、一番回答が多かったのが奥芝商店だったこともあり、来てみました。

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カツセさんはスープカレー食べたことあります?

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食べたことないし、実は食べたいともあまり思ってない。

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え、なんで。

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いや、ふつうにルーカレーの方がおいしそうじゃない? スープカレーってルーがスープみたくなってるんだよね? どう考えてもルーはドロドロの方がおいしいでしょ?

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あーあー、わかってない、あなたは何もわかってないですねえ、スープカレーのことを。

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そのキャラは何なの。

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スープカレーはカレーと比べちゃいけないんですよ。名前がスープカレーだから勝手に連想しちゃうけど、まったく別物。比較するからそういう発想になっちゃうんですよ。私は大学時代に奥芝商店の旭川店に何度も何度も何度も通い詰めたんです。だからスープカレーの魅力はわかっているつもりだし、通いたくなるぐらい奥芝商店のスープカレーは最高。カツセさんもここのスープカレーを食べるまでは、スープカレーについて語るべきじゃないと思います。わかります?

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うん、わかったからとりあえず店に入らせてください。

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(絶対わかってない)

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奥芝商店は何店舗もあるらしいですが、ここが本店。古民家の雰囲気をウリにしていたものの、耐震構造の問題からとうとう移転するらしい。それでも「次も古民家にしたい」って書いてある、そのこだわりがもう好き。

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メニューは組み合わせがめちゃくちゃ豊富。海老スープとチキンスープの2種類のスープを選択後、「やわらかチキンと特選野菜」や「厚切り角煮と特選野菜」などのカレーを選び、さらにトッピング、辛さを選ぶ。何パターンも作れるので、いろんな味にチャレンジする人もいれば、自分だけのこだわりメニューを頼むリピーターもいるらしい。

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注文してしばらく経ったところで出てきたのがこちら、「やわらかチキンと特選野菜かり~の巻」!

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初めてのスープカレーに緊張しながら、スプーンを器に沈めます。

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あむっ……。

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…………。

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……どうです……?

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うまいな?

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でしょー! ほら! やっぱり! おいしいんですよ! ここのは!

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うん、これ、おいしいわ。でも言うとおりっすね。これ、ルーカレーと比較しちゃダメなやつだ。単体で考えるからおいしい気がする。なんか、同じカレーだとしても、「初めて食べた」って感覚がすごい残る。

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うんうん、そうですよね、そうですそうです。わかればいいんですよ。わかれば。

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なんか悔しいけどうまいな?

 

時計台は何のために建てられたのか調べてみた

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「スープカレー童貞」を無事に卒業した後は、腹ごしらえに札幌の街を散策。2日目にして初めて、あてもなく街を歩いてみました。

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((狸小路(たぬきこうじ)……

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テレビ塔……

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そして時計台

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そういえば、時計台ってよく「がっかりスポット」とか言われているけど、何の役割があって建てられたの?

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え? 役割……?

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うん。だってこんな好立地に場所をとってるわけじゃない? 何か特別な理由があるんでしょ?

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特別な理由……。

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(……ないの?)

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時計台の中に入って、「そもそも時計台って何なんだ」という素朴な疑問を解決しに行くことにしました。

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資料館のようになっている館内をぶらぶらと歩いていると……

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あった! 時計台ができた経緯!!

読んでみると……

「札幌農学校は、現在の北海道大学構内を移転先として、明治32年より新校舎の建設を始めました。工事は明治36年にほぼ終了しました。不用となった旧校舎のうち、北講堂は民間の病院に、寄宿舎の一部と復習講堂は札幌商業倶楽部に、化学講堂は北海女学校に払下げられました。
演武場は、農学校の記念物として、また、市民に標準時を知らせ親しまれた建物として保存要望が強く、札幌区に旧校地と共に貸付けられました。その後、明治39年、札幌区が買取り、北2条通りの敷設に伴い、現在の位置に引き家しました。こうして市民の時計台となりました。」

と書かれています。

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つまり時計台は、かつて農学校だったってことか。

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別の資料に書いてありましたけど、教授にはあのクラーク博士もいたらしいですよ。現・北海道大学なわけだし、道内でも優秀な学校だったんでしょうね。

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まさかクラーク博士まで出てくると思わなかったけど、意外なところでつながるんだなあ……。時計台が札幌のド真ん中に残されている理由も、納得できる気がする。

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そうですね。

 

最高すぎたイクラかけ放題の海鮮居酒屋

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時計台の謎を解いたところで、本日最後の目的地、はちきょうに到着!
ここもツイッターのフォロワーさんたちから「はちきょうのかけ放題のイクラと店員のテンションがすごい」とたくさん連絡を受けたので、来てみました。

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もとは漁師が始めたお店であることから、店名「はちきょう」の由来となった船の名前「第八協栄丸」の旗が飾られている店内。言われてみると、電球とかも漁船にありそうな雰囲気が出ている気がする。

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そして運ばれてきたイクラ丼!

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これからイクラをご飯にかけます! ストップって言われるまで、かけますので、お願いします!!!!!

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わかりました!

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もしストップって言わなかったら、こぼれるギッリギリ直前までいきます!!!!

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はい! お願いします!!!

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では、いきます。

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「オイ!」「サァァ!!」「オイ!!」「サァァ!!!!」

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「オイ!!」「サァァ!!!」「オイ!!」「サァァァ!!!!」

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「オイサアァァァァァァァ!!!」

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……ストップって言いました?

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え、あ、いや、限界を、見たかったんです。

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……ありがとうございまぁぁぁぁす!!

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店員さんの声の大きさ、マジで尋常じゃない。呆気にとられていたら、イクラ丼が完成してました。思わずニヤける。

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それでは、いただきます。

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んっ。

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……うまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! 最高か!! 最高か!!! 一粒一粒が大きくて食感しっかりあって味もガッツリしてて、最高か!!!

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おいしそう……。

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ん? 食べたいの? でもこれ、仕事で食べてるからね。うん、仕事だから。申し訳ないけどね。仕方ないよな、仕事だから。いやー、うまいな、それにしてもうまい。なんだこれ。うますぎるなー、ほんとうまい。

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(人をイライラさせるのがうますぎるなこの人)

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最高なイクラ丼を完食した後は、はちきょう店員の長尾さんに話を聞いてみました!

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いやー、超おいしかったです! 最高でした!

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ありがとうございます! そう言っていただけて光栄です。

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イクラをストップって言うまでかけられるサービスは、昔からウリなんですか?

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そうですね! それを目当てで来てくださる観光客のお客様が多いです。しかも、昔はストップって言わなかったら溢れてもどんどんかけていたんですよ。

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えー! ダイナミック!

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でもオーナーが、「漁師は死にもの狂いで漁に出て食材を取ってきているんだから、粗末にするな」って言って、そのサービスはなくなったんです。

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ごもっともすぎる。

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店員さんに坊主の方が多いんですけど、決まりがあるんですか?

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今は決まりがあるわけではないんですけど、昔は、坊主にする理由があったんです。

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坊主にする、理由……?

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この店は、店員になると、まず創業者の漁船に乗せられたんです。

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なにその地獄のような儀式。

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漁の大変さを学ぶためです。食材を取ってくることの過酷さを体験しなければ、店には立てなかったんですよ。そして漁への敬意を払って、坊主にしていたんです。

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体育会系どころの騒ぎじゃない。

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本当に大変ですから、漁。だから店でいろんな苦労があっても、大したことじゃないと思えます。

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そこまで悟りを開けてるお店も、なかなかないですよ……。お話ありがとうございました!

店員さんたちのテンションの高さは、接客業に対する誠意の表れなのかなと思いました。活気がある店内、イクラ丼だけでなく焼き物や刺し身ももちろん評判なので、ぜひ行ってみてください。

 

終わりに

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こうして1泊2日の札幌旅は終了しました! 海鮮丼やワインにスープカレー、山盛りのイクラなど、食づくしの2日目、しばらく他のものを食べたくなくなるぐらい堪能!

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いやー最高だったー! 全部うまかったー!!

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良かったですねー2日目も! 札幌のイメージ、変わったんじゃないですか?

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変わった! さすがに変わった! 夏場は湿度も低いから過ごしやすいし、ウマいものがたくさんある。遊べるところも多いし、フラっと1泊2日遊びにきてもかなり楽しめる! いいところだ、札幌! 夏休みに来たい!

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やったー! アテンド頑張ってよかったー!

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本当に2日間、お疲れさまでした!

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こちらこそです! また次もよろしくお願いします!

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え。次って、どこでしたっけ……?

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旭川です!

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旭川? ……動物園しかなくない? 記事にできないでしょ??

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(こりゃあまた徹底的に旭川プラン組むしかないわ……)

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ということで、次回の僕の旅は、旭川編をお届けします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
札幌旅行、ぜひ行ってみてくださいねー!

書いた人:カツセマサヒコ

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下北沢のWeb系編集プロダクション 株式会社プレスラボのライター・編集として書く・話す・企画することを中心に活動中。 趣味はツイッターとスマホの充電。

Twitter:@katsuse_m